『占い』を利用して詐欺行為を繰り返す『悪質な占いサイト』が増えている。
近年はウェブカメラを利用した鑑定方法も普及し、占い師と1対1で対話ができる、没入感の高い『占い』が自宅から手軽にできるようになった。
その一方で、相談者の心理をゆさぶって金銭を巻き上げようとしたり、鑑定に不要な個人情報を引き出す等のトラブルが増加している。
『持病を占ってもらおうとしたところずるずると鑑定を引き伸ばされ「もうすこしで治る」「電波を通じて念を送る」等言われ、結果として巨額の鑑定費用を請求された』
『画面がフリーズしたりして鑑定時間内に結果を教えてもらえず、苦情を入れたところ「私の画面からはきちんと見えている」「あなたの後ろの霊が干渉している」と言われ、まんまと信じて除霊料金を支払ってしまった』等、ネット上での『占い』に関するトラブルがあとを絶たない。
タチの悪いことに、それらの悪質業者は問題が大きくなると運営していた占いサイト自体を跡形もなく消してしまうため、証拠も残らない。相談者はただ泣き寝入りをするしかないケースが多いのだ。
このような『悪質な占いサイト』が多数ある中、ではどのようなサイトを選べば良いのか？
いくつかの『良質な占いサイト』には、『紹介制』を取り入れているところがある。
実はこの業界には『悪質なユーザー』も存在する。占い師に対して「鑑定のせいで不幸になった」「弁償しろ」とまくしたてたり、脅迫まがいの行為を繰り返す…
良識ある占い師というのは「私は絶対に当たる」とは言わないし、採算を度外視して善意に従って鑑定を行うものである。
それにも関わらず一方的に悪意を突きつけられては、とてもやってはいけないのだ。
だからこそ『紹介制』の限られた場所で、質の高いサービスを提供するのである。
そこで今回は筆者の得ている情報から、限られた人しかたどり着けない『良質な占いサイト』を紹介する。
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1．『moira』
こちらは海外の占い師も多く在籍するという、電話占いとウェブカメラでのビデオ鑑定をメインとしたサイトだ。
国内外に会員がおり、その大半は資産家や企業主等の富裕層だという。
特にビジネスや資産の売り買いについて強いと言われる占い師が多いそうだが、ターゲットユーザーが英語圏にも存在することも手伝って日本国内での認知は極めて低いという。
また、鑑定内容の特質からもセキュリティは厳重で、普通に暮らしていればまず関与はできないとか。
鑑定も一回に2時間程度とったり、アフターサービスに高級品が贈られたりという噂もあるが…その詳細は不明である。
筆者がお目にかかることはまず難しそうであるが、もし関係者がいらっしゃればぜひご紹介をいただきたい。
2．『青のしずく』
こちらは日本の占いサイトで、主に霊視・降霊・未来予知をメインとしている。なんでも在籍している占い師の質が非常に高く、「気味が悪いほどに当たる」のだという。
独特な占術を用いていることからやや宗教色が強く、過去には『詐欺行為』として非難するような声が上がった経緯を踏まえ、今は限られたユーザーのみに利用できるよう、制限がされたそうだ。
もともとは対面鑑定をメインに、利用者が占い師との連絡を取り合う場として利用されていたが、現在は簡単な相談であれば電話や写真の郵送でも鑑定を行っているという。
霊感も何もない筆者からすれば正直少々怪しい雰囲気を感じざるを得ないが…ぜひともその実態を目にして見たいものである。
3．『導き』
こちらも国内サイトの紹介だ。使用占術は西洋占術・東洋占術をメインにしており、ごく一般的。
しかし特筆すべきは在籍する占い師の顔ぶれと、『ユーザーファースト』を貫き通す徹底した運営方針だという。
なんでも世に出ようとしない『本物の』占い師が専属で在籍しており、相談者の性格や悩みにマッチングする占い師を見分けたうえで鑑定が可能だとか…
また、鑑定の引き延ばしや安易な助言が無いよう、運営が厳しく審査をしており、ユーザーが損害を被ることが無いような措置を講じているのだという。
占い師との相性はなによりも重要だし、この時代にサイト運営者が高い意識をもっていることはユーザーにとって大きな安心材料だろう。
こちらのサイトに関しては情報が少ないため、なにかご存知の方がいればご一報を願いたい。
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いかがだっただろうか？
これらのサイトはあくまで限られた人しか触れることもできないため、今後目にすることはないかもしれない…
「自分は絶対に大丈夫」なんて思っている人ほど足元を崩されやすい世界だ。こうした『良質な占いサイト』にもし縁があったなら、かなりのラッキーだろう。
『占い』は決して悪ではないが、どう使うかによって悪にもなり得る。私たちユーザーはそれを忘れてはいけないし、それを見抜く力を養わなければいけない。
読者の皆さんにあってはいけないことではあるが、『占い』を利用した危ないサイトには十分に気をつけてほしい。
被害報告をまとめたサイトもあるので、少しでも怪しいと感じたら、以下のサイトを確認してみることをおすすめする。