「相手には結婚相手がいる、だから好きになるつもりはなかった」
不倫関係になる前はこのように思っていた人も多いはずです。
もちろん相手にパートナーがいることを知りつつ、あえて不倫関係になる人もいるでしょう。
ただの遊びなら相手とセフレ関係でいればいいだけですが、不倫は違います。
少なくとも不倫では相手のことを好きになっているケースが多々。
人が人を好きになると、どうしても相手のことを独占したくなる傾向がありますが、そもそも結婚相手がいる不倫ではそう簡単に事は運びません。
少なくとも相手が離婚しない限りは…。
そこで諦めて不倫関係が終るのならよいのですが、問題は相手の彼もしくは彼女が「結婚相手と別れる」と言ってくる場合です。
特に、不倫相手の男性に妻(もしくは妻子)がいるケースにおいては、男性の方が不倫対象の女性を安心させるために使う常套文句と言っても過言ではありません。
彼女をつなぎ留めておけるという浅はかな考えからこのような発言が出てくるわけですが、言われた方は本気で期待してしまいます。これが不倫における問題の発端となり得るのです。
今回は、そんな不倫関係における典型的なキラーワード、「妻とは別れる」という言葉をもってその気にさせられた女性の体験談をご紹介します。
「別れる」と言ったのに中々妻と別れようとしない男性、そのことに業を煮やした女性がとった行動とは?
続きのお話は、是非その目でお確かめください。
出会い・きっかけ
売上成績の不振に悩む
【ミナミ 26歳 派遣コーディネーター】
大学卒業後、私は人と人との縁を結ぶ仕事がしてみたいという思いから人材派遣会社に就職しました。
人材派遣会社と言っても社員50人ほどのそれほど大きくない会社で、主に地元の人たちの就業をお手伝いすることに力を入れていました。
そこで出会ったのが、後に私の不倫相手となる先輩の彼です。
人材派遣コーディネーターとは、通常は派遣会社に登録した人へのお仕事の案内やマッチングするのが主な業務です。
しかし勤務先の派遣会社はそれほど大きな所帯ではないので、時にコーディネーター自身が派遣先企業の人事担当との窓口となり直接話すこともしばしばありました。
私にとって、この「派遣先企業さんとの絡み」が正直言って苦手でした。
なぜなら、相手企業の就業条件をただヒアリングするだけでなく、派遣社員さんのお給料に関する商談もしなければいけなかったからです。
あまり良い言葉ではありませんが、派遣先企業としては当然1円でも安い時給で派遣社員さんを使いたいところ。
でも、私たちの会社の利益や派遣社員さんの募集を多く募るには、逆に1円でも高いお給料を出してもらう必要があります。
実は、このお給料の交渉が私は大の苦手。
交渉では取引先企業さんの言い値での時給で収まってしまうことが殆どで、こういった小さな積み重ねが業績アップにつながらない要因の一つでもありました。
このことが入社から1年ほど経っても私の頭を悩ませていたのです。
出会い
うちの派遣会社には、AとBというコーディネーターチームが2チームありますが、私が所属するBチームはAチームに比べ4割ほどの売上しかなく業績のテコ入れが必要でした。
そこでAチームの稼ぎ頭である「Hさん」という先輩が、Bチームの業績改革のためチームリーダーとなってやってきることになります。
Hさんは本当に優秀で、特に派遣先企業との時給交渉や、一人でも多くの派遣社員さんを雇ってもらうえるよう引き受け人数の調整交渉に長けていました。
そんな売上に伸び悩むBチームの中で、抜本改革の対象となったのが交渉事が苦手な私です。
先程お話したように、私の売上が上がるだけでも3割近い伸びになるということから、なんとHさんが直接指導してくれることになったのです。
正直、「もしかしたらすごく怖いかもしれない、付いていけるかな?」などHさんからはどんな指導をされるのか不安でした。
ですが、その不安はすぐに拭われることになります。
Hさんの教え方は理論的で、仕事や交渉術の仕組みなどを基礎から理解しやすく教えてくれるので、とにかく分かりやすいのが特徴でした。
しかも教える時の態度も「上から目線」ではなく、「失敗してもいいから、まずは恐れずにやってみよう」というやり方なので、私も積極的に仕事にも取り組めました。
おかげさまで、Hさんが来てから2か月もしないうちに私も含めチーム全体の売上が上がりました。
これまで何度も仕事を辞めようかと思いってましたが、やはり売上が上がれば仕事も楽しくなるというもの…。
ほんとHさん様様といったところですが、そんな彼のことを私は尊敬の眼差しと同時に、気づけば憧れるようになっていました。
そしてこのあと、禁断の「不倫」という沼に足を踏み入れていくことになるのです。
気づけばキス、そして不倫関係に…
そんな優しくて仕事もできるHさんですが、ある日一緒に取引先に挨拶に行くことになりました。
そして派遣先企業への訪問は無事に終わりましたが時刻はすでに19時を過ぎ。
その日は直帰しようという話になりましたが、その時Hさんから食事のお誘いがありました。
「良かったらメシでも食べていくか?俺がおごるから」と…。
私は「えっ、おごりですか?ラッキー」と言って素直に誘いを受けました。
食事中は色々と私の悩みなども聞いてくれましたが、私だけでなくHさんも過去には大失敗して取引先から大目玉を食らったことがあったとのこと…。
「今でこそ完璧に仕事をこなしているように見えるHさんにもそんな時代があったんだな」と、何だかほのぼのとしたお話にすごく安心を感じました。
そんな感じで時間が進みお店を出た頃、急にHさんが私の手を握ってきました。
私は「もう、Hさんちょっと酔ってますか?奥さんに万が一見つかったら怒られちゃいますよ」
と、最初は冗談でやっているのかと思いツッコみを入れましたが、Hさんの顔を見ると結構真剣な表情で私を見つめています。
さらに、私に向かってこう伝えてきました。
「俺、最近〇〇(私のこと)が気になっててね。すごくやる気があって失敗してもひたむきに頑張る姿に昔の自分を重ねちゃってさ…」
そう言うと、いきなりHさんは私にキスしてきたのです!
するとHさんは、「あ、ごめん!後輩の君にこんなことしたらマズいよね」
そう言いつつ私から離れますが、私は無言で首を横に振り、彼の行為を肯定しました。
そしてもう一度彼がキスをしてきますが、今度は私も彼の背に手を回し、彼をより深く受け入れていました。
元々が彼に惹かれ始めていたタイミングでの行為ということで、はっきり言って嫌な気分もなく、それどころかちょっと嬉しかったりと…。
結局そのあと私たちはホテルに行き一線を越えた関係になり、その日を境に「不倫関係」となったのです。
もちろん彼は結婚していて奥さんがいることは知っていましたが、そんな話は当時の私にはまるで他人ごと感覚。
ですがこのあと私は現実を知っていくこととなり、夢のような気分は徐々に落胆へと変わっていきました。
不倫相手から一緒になろうと告白
次第に紋々とした日を過ごすように
Hさんと不倫関係になったことでちょくちょく二人で会う機会は増えましたが、やはり彼には妻がいるということで週末や祝日は中々会うことは出来ません。
しかし人材派遣会社という特性上就業時間が結構遅くなることもあり、平日はそこそこ二人で会うことができました。
とは言え彼も「お泊り」ということは早々できないので、SEXをするときは彼が一人暮らしの私の家に来るパターンがお決まり。
でも私としては、外でもっと会ったり旅行に行くなど特別何かを彼に求めているわけではなく、ただただ会えるだけで嬉しい気持ちになっていたのです。
そして不倫関係になってからおよそ10か月ほど経ったある日、大学時代の友人からLINEで「結婚するから披露宴に来てね」という連絡がありました。
それまでは特に結婚なんて意識したことはなかったのですが、実際に自分に近しい人間の話ということになると、さすがに私も「結婚」の二文字が頭にチラつくようになります。
でも、今(当時)の不倫関係のままでは絶対に結婚はできません。なぜなら当然相手には妻子がいるから。
そう考えたとき、私の気持ちがモヤモヤしてくるのが分かりました。
「このまま不倫関係を続けていても意味がないんじゃないか?とはいえ今は彼と別れたいと思わない」
考えれば考えるほど、どうしていいか分からなくなってきたのです。
そして2ヵ月ほど悩みに悩んだ結果…、ちょうど不倫関係になってから1年が経とうとしたころ、私は彼と別れる決意をしました。
一緒になろうという彼からの告白
結婚のことやこの先不倫関係を続けていても虚しくなるだけなのでは…。
そんな思いをぶつけつつ、彼に不倫関係を終了させたいと話しました。
すると彼からこんな一言。
「実は妻とはあまり上手くいってない。もうそろそろ別れようと思っている。その後は、〇〇(私)と一緒になりたいと思っているから、もう少し待ってくれないか」
と、私が分かれるのを引き留めにきました。
もちろん、そんなドラマのような常套文句に引っかかるものかと身構えましたが、そこはさすがのHさん。
「君にとって僕は何だ?」「君に僕が必要でなければすぐに立ち去る」だの、上手く私の心理を突いてくる話術で結局別れることができず、もうしばらく関係を続けることになったのです。
それから、さらに半年ほどが経過。
それまではあえて私からは何も質問することはありませんでしたが、一向に離婚する気配は見られません。
さすがの私も痺れを切らし、彼に「その後奥さんとはどうなったのか」を問い詰めました。すると、
「妻とは出来るだけモメたりして別れたくない。なぜなら最悪君にも何かしらの影響があるかもしれないから」
と言うのですが、「私に影響って言うことはもしかして奥さんにバレた?」
そう不安がりながら聞いてみると、特に奥さんには不倫がバレたわけではないと言います。
その話を聞いて安心はしましたが、じゃあ私に何の影響があるのか?
結局のところそれはただの言い訳であって、奥さんには離婚の話どころか何も話していないのではないか?と思うようになりました。
それと同時に、「やっぱりもうダメなんじゃないか?」と…。
そんなマイナスなことばかり考えるうちに、私のほうは仕事にも影響が出始め、社内成績も次第に下がり始めていきました。
そして精神的に限界を感じるようになり思わず、
「もう彼とは本当に潮時かも…」と考えるようになっていました。
しかしこのあと、「ある人との出会い」が私の運命を変えていくことになるのです。
別れ方を調べるうちに知った電話占いの存在
なかなか奥さんと別れようとしない彼との不倫関係も、そろそろ潮時…。
とはいえ彼が同じ会社の人ということもあり、あっさりと「別れましょう」といった具合で簡単に不倫関係を終わらせるのはさすがに気まずいので、何か穏便に別れられる方法みたいなものをネットで探してみました。
でも出てくるのはどれも、「これ、実際に社内不倫の別れで試すのは難しいでしょ」といった他人事のようなアドバイスばかり。
そうそう参考になるような記事なんてないのだということが分かりました。
そんな中、「ある方法で上手に職場の不倫相手と別れることができた」という内容記事…、というか体験談のような話をネットで見つけました。
読んでみると、どうやら「電話占い」という電話で占い師に鑑定をしてもらう方法を試し、その結果「同じ職場の不倫相手を上手く別れられた」というもの。
初めは、「へぇ~、電話占いね。そんなのあるんだ」といった程度にしか思ってませんでした。
でも更に内容を見てみると、占いというかスピリチュアル的な要素を含む鑑定のよう…。
何やら「前世がどうのこうの」とか「ツインレイが何たら」とか、素人には少々難しい言葉が出てきていましたが、話自体はかなり面白そうなものでした。
実際、ツインレイという言葉がすごく気になったので自分で詳しく調べてもみました。
詳しく書くとものすごく長くなるので端折りますが、簡単に言えば、ツインレイとは「前世で元々1つだった魂が現世に転生する時に2つに別れた魂」のこと。
そしてこの世に生を受けたツインレイというのは「魂レベル」で結ばれているので、然るべき時期が来ればお互いを求めて一緒になることを目指すそうです。
私が読んだ記事では、不倫相手と上手く分かれられたのは「二人がツインレイの間柄ではなかった。
だからすんなりと別れられた」というお話でした。
この記事を読んだとき、何となく私も「Hさんと上手く別れられるかも…」、そんな気がして止みませんでした。
そこからはさらに詳しく電話占いというものを調べ、最終的にある占いサイトに辿りつきました。
そして実際に電話占いで占い師の先生に鑑定してもらうことになったのです。
電話占いで相談
数多の中から直観で選んだ占い師
私が鑑定してもらったのは、霊感霊視占いを得意とする占い師さんがたくさんいるNという電話サイト。
その中でも「ツインレイ鑑定」を大変得意とされる「R先生」という占い師さんに鑑定してもらうことにしました。
R先生はご自身の守護霊が陰陽師ということで、相談者の守護霊にも繋がることができる占い師さん。
とにかく、電話越しなのに信じられないほど私のことを見透かしてこられたので、今でも驚きが隠せないほどすごい人でした。
ここからは、R先生とのやりとりを思い出せる範囲で織り交ぜながら書いてみたいと思います。
R先生:初めまして、Rです。よろしくお願いします。
私:初めまして、ミナミと申します。よろしくお願いします。
R先生:早速ですが、今日はどのようなご相談でしょうか?
私:あまり自信を持って言えることではないのですが、実は結婚している会社の先輩と1年以上不倫関係になってます。
私:でも結婚の話を含め先の見えない恋愛にモヤモヤ続く日々で…。そこで彼に別れようと伝えたところ、彼も奥さんと別れると言ってきたんです。
私:同じ会社ということもあるので出来るだけ穏便というか平和的に別れたいと思っているのですが、何か良いアドバイスを頂けたらと思いまして…。
R先生:そうですか、それは確かに簡単に解決できるお話ではなさそうですね。分かりました、では「彼のお名前や容姿、そして普段の振舞い・言動」など思い浮かべられることすべて思い浮かべてみてください。
そう言うとR先生は急に黙りましたが、それに呼応するかのように私も目を閉じ、考えられる限り彼のことを思い浮かべました。
そして1~2分経った頃でしょうか、R先生がおもむろに言葉を発しました。
R先生:そうですね。いま視させていただいたところ、彼はあなたと本気で一緒になりたいと思っています。
私:えっ?でも奥さんと離婚するような気配は全くしないんですが…。
R先生:ううん、そういうことではなくて…。彼はあなたと「離れられない存在」なのです。あなたは潮時と感じているかもしれないけどそれは潮時ということではなく、あくまでも「まだその時期ではない」。だからそう感じているだけなの。どういうことかというと、ツインレイと言ってね。あなたと彼の魂は前世では元々一つでした。
R先生:それが現世に生まれ変わる際に別れて2つの魂になったんだけど、ツインレイは「時」がくればお互いを探し求め、いつか必ず一緒になることを目指します。そしてミナミさんのもう一つの魂、つまりツインレイがまさに彼ということなのです。
R先生:先ほどミナミさんは「不倫が潮時で別れたい」って言っていたけど、むしろあなた達は必然的に出会う運命だから、離れようにもお互い離れられない存在なのね。だから今はそのタイミングではないということで離れてしまっても構わないけど、必ずあなた達は一緒になります。
R先生:だから、もしミナミさんが待てるのであれば、もう少し彼のことを待ってあげて下さい。相手の男性の奥さんも彼には不満が溜まりまくっているようだから、恐らくそれを皮切りに動きがあるはず。あと2か月以内には何かしらの結果が出るから…
このようにお話をされお話をされ、今度は彼の守護霊と繋がって「式神」を送っておくと言いました。
これにより私の思いを直接彼の魂や守護霊に伝えることができるそうです。
このような感じでアドバイスを受けて最初の鑑定は終了しました。
占い師の助言で逆転交際へ発展
潮時かと思っていた彼との不倫関係でしたが、電話占いのR先生の助言を信じ再度待つことに決めました。
すると占っていただいた日から1ヵ月ほど経った頃、彼から「話がある」という連絡がありました。
そして実際に会って話を聞くと、彼からこんなことを言われました。
「ずっと長い間待たせてしまって申し訳ない。実は妻と離婚することになった」
なぜそのような経緯になったか聞いてみると奥さん曰く、
「実は何となく彼の意識が自分(妻)の方に向いていない。それがものすごく態度に出ている」
「何度か関係を修復できるよう努めてきたつもりだけど、あなた(彼)は私と向き合おうとしなかった。このままでは夫婦としてやっていく自信がない」
「だからズルズル引くより今のうちに離婚して人生をやり直したい」
という話をされたそうで、彼も彼でそこは否定しなかったようです。
そこからは一気に離婚の話が進み、すでに引っ越しやら何やらの手続きで離婚準備に入っている状況ということでした。
その2週間後、彼は奥さんと正式に離婚し、今度は障害なく堂々と付き合うことになったのです。
気が付けば彼との不倫が始まってから2年弱、長かったような短かったような時間でしたが、最終的に別れず付き合うことができたのは電話占いのR先生のおかげで思っています。
先生が話してくれた「ツインレイ」ですが、「魂の結びつき」というのは本当にあるんだなとつくづく考えさせられました。
もう一つの魂である彼とようやく出会えたということで、この結びつきを大切に、これから彼と一緒に愛をはぐくんでいきたいと思います。
まとめ
いかがでしょう?
最近耳にすることが増えてきたツインレイという言葉ですが、ツインレイは探そうと思って探せるほど簡単なものではありません。しかも必ずしも異性であるわけでもなく、同性の可能性もあります。
しかし「初対面なのにどこか懐かしい」「昔からの知り合いのような気がする」。
このような感覚が出会った瞬間に感じた場合は、ツインレイである可能性は高いと言えます。
この先、ツインレイについてもっと詳しく知りたいのであれば、電話占いで占い師の先生に聞いてみるのも良いかもしれません。何も試さないよりは、何か実践してみて「知る」ということも大事です。
今回のお話の女性は、実際に「魂の片割れ」と出会うことができ無事ハッピーエンドを迎えることができました。
もちろんこの先、人生のハッピーエンドを迎えられるかどうかは彼女次第ですが、少なくとも一歩前進できたことは間違いありません。
不安や不満があったり人生を変えたいと思っているなら、ここは彼女のように「占い師」というプロフェショナルに頼るのもアリかもしれませんね。
この記事を読まれたあなたに幸せが訪れることを祈ってます。