このページでは、鏡リュウジ(かがみりゅうじ)さんの評判や評価、口コミやあんな噂やこんな噂までを詳しくまとめています。開運!占いアドバイザーがガッツリと調査・検証しましたので、鏡リュウジ先生の占いサービスや鑑定の申し込みを検討している方は、是非参考にしてください。
鏡リュウジのプロフィール
生年月日:1968年3月2日
出身:京都
最終学歴:国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。
職業:占術研究家・翻訳家。
経歴等:英国占術協会会員/日本トランスパーソナル学会理事/平安女学院大学客員教授/京都文教大学客員教授
著書:『占星術の教科書』(原書房)、『タロットの秘密』(講談社現代新書)、『占星術の文化誌』(原書房)、訳書に『ユングと占星術』(青士社)、『魂のコード』(河出書房新社)、『占星術とユング心理学』(原書房)他多数。
10歳で両親に離婚をお願いした幼少期
『心理学の視点から占星術をひもとく』手法を日本に広く普及した占術研究家であり、占いを今日の地位へけん引した第一人者。
今やそんな二つ名で呼ばれることも多い鏡リュウジさんの生まれは京都府。繊維業界に勤める父親と、日本初の着物学校の立上げ・運営のため尽力した母親、育ての母ともいえる祖母と妹の5人家族に育ちます。
しかし、父親がお金を遊びに使ってしまう様子や、事業に失敗して家庭が貧しくなる様子を幼いころから見ていた当時10歳の鏡リュウジさんは母親に「おかん、おやじと別れてくれへんか?」と懇願。
ふたりは祖母と妹を連れ、夜逃げ同然に母親がアトリエとして使っていたマンションへ引っ越したそうです。
鏡リュウジさんが占星術やオカルトに興味を持ち始めたのはちょうどこのころでした。
高校時代には連載をもつように
妙な趣味を心配する母親をよそに、中学生になると占い雑誌の『占星術読み解きコーナー』へ自分なりの解釈を投稿。
すると、その内容が評価され大物占星術師から「東京に来ないか?」と直接オファーを受けたといいます。鏡リュウジさんが「高校には行きたい」と返答したところ「君、中学生だったの?」と驚かれたのだとか。
こうした経緯もあって高校1年生になると早くも少女向け占い雑誌の連載を任せられるようになり、連載の原稿料が入ったとたん、それまで心配していた母親も全面的に応援してくれるようになったそうです。
高校卒業後は懇意にしていた雑誌編集者のすすめで、東京都三鷹市に所在する難関私立『国際基督教大学』に入学。引き続きメディアから依頼された仕事をこなしながら、大学生活を楽しんでいたといいます。
本当は『銀行マン』になりたかった
大学入学時点で「占星学では日本で5本の指に入る」とまで言われていた鏡リュウジさんですが、当の本人は占いを職業にするつもりは毛頭なく、当時の夢は『銀行マン』になることでした。
「大学生活をもっと謳歌したい」という動機から大学院に進むものの、27歳になったころには「その他に自分にできることが無い」という消去法的な理由から占いを仕事にすることを決めたといいます。
現在はテレビやラジオ出演のほか、100を超える書籍の執筆を精力的に行っており、手がける内容はユング派心理学から占い実用書『はじめてのタロット』まで幅広く、2002年刊行の『魔法の杖』シリーズは100万部突破のベストセラーとなりました。
「占いは迷信」と公言している
もはや占い界の重鎮であり第一人者と言っても過言ではない鏡リュウジさんですが、過去には意外にも「星占いは迷信にすぎない」「僕は占いを愛したことは一度もない」と公言しています。
実は鏡リュウジさんが占いの世界に興味を持ち画締めた中学生のころ、すでに「占いは迷信」「こんな紙切れに何もわからない」「科学的根拠がない」と冷静なスタンスをもっていたのだとか。
そんな現実的な視点の一方、続ければ続けるほどに「科学的に証明できない何かがある」「迷信だと単純に捨てきれない」想いはぬぐえず、占い業界で活躍する現在もなお『占いを素直に信じる古代的な感覚』と『それを否定する近代的な感覚』による葛藤を抱えているのだそうです。
『心理占星術家』と呼ばれることも多い鏡リュウジさんの占いに、一方的な決めつけの無い「占われた人自身に『自己分析』と『解釈』をする余地を残している」結果が多く見られる理由は、こうしたご本人の葛藤から生まれてくるものなのかもしれません。
【参考】
『第4回 鏡 リュウジ | 今を輝く同窓生たち | 国際基督教大学同窓会』(令和6年10月取得)
『占星術研究家・鏡リュウジに訊く、なぜ人は占いに惹かれるのか?| Fika』(令和6年10月取得)
鏡リュウジさんは個人鑑定してる?
Youtubeで『星ひとみはインチキ』と切り捨てたメンタリストDaigo氏は、鏡リュウジさん監修の書籍【英雄の旅】をおすすめの本として自身のyoutubeで紹介しています。また、過去に対談をしていることからも鏡リュウジさんへの尊敬の念が伺えますね。
そんな鏡リュウジさんは現在本の執筆や後進の育成に力を入れているようで、残念ながら対面鑑定や電話占いは行っていないようです。
鏡リュウジさんの無料占いはある?
直接鑑定してもらうことで叶いませんが、WEB上にはご自身が監修した占いサービスが確認できました!
WEB上で利用できる、鏡リュウジさんの一部無料占いサービスはコチラ!
また、こちらのふたつは月額料金330円(税込み)が必要ですが、鏡リュウジ先生の個人鑑定を受けられることを考えると安価かもしれませんね。
プレゼント企画も不定期でやっているようですので、チェックしてみましょう。オシャレなグッズもあるのでチェックしてみてください。
鏡リュウジのSNSと著書
YouTube
2020年に開設されたYouTube公式チャンネルでは、占星術や神話、タロットを学術的な視点を交えて解説する動画が不定期的に公開されています。
大学教授のお話を聞いているような雰囲気なので、特に「占いを学びたい」「知りたい」方にオススメです。
https://twitter.com/Kagami_Ryuji
代表著書
鏡リュウジの占いは当たる?口コミと評判
ネット上にある鏡リュウジ先生の口コミや評価をまとめてみました。
「あなたは恋をすると相手を厳しい目で見すぎてしまい、自分のほうが正しいと思ってしまうようです。恋において正しい、正しくないといったことはありません。あなたの旺盛すぎる批判精神が、恋の失敗を招いてしまう原因のようです」←鏡リュウジさんのタロット占いで言われた。。よく当たるので好き笑
— y (@y_july4) July 25, 2010
怖っ!また占い当たった😱💦
— あんな (@09konoo) January 5, 2021
気をつけなきゃ!
怖すぎる。#鏡リュウジ
鏡リュウジの東京アストロロジースクール
鏡リュウジさんは占星術を基礎から体系的にレクチャーする『東京アストロロジースクール』を主催されています。
占術研究家でもある鏡リュウジ先生が直々に占星術をレクチャーしてくれるスクールのため、本気で占星術を勉強したい方にとってはおすすめです。
占星術基礎コースⅠの受講料
- 入会金:33,000円(税込)
- 受講料:198,000円(税込)
※分割払い可:36,300円(税込)×6回
入会金は一律「33,000円(税込)」となっており、受講料は「198,000円」。
合計金額が【231,000円(税込)】とかなり高額ではありますが、本格的に占星術が学べるとのことで実際の受講者からは好評のようです。
講義内容(メニュー)
全12回の講義となっております。以下が講義のメニューとなります。
1.占星術とは?(歴史と成り立ち)
- 全12回講義内容のオリエンテーション
- ホロスコープの基礎構造(惑星、サイン、ハウス、誕生星座占いとの違い)
- 占星術でわかること(わかると考えられていること)
2.惑星基礎1
- 惑星の並び順と運行速度
- 天文暦の見方
- 太陽と月、水星、金星、火星について
3.惑星基礎2
- 木星、土星、天王星、海王星、冥王星
- 逆行運動のしくみ
4.サイン基礎1
- エレメントとモード
- 火:牡羊座、獅子座、射手座
- 地:牡牛座、乙女座、山羊座
- 風:双子座、天秤座、水瓶座
- 水:蟹座、蠍座、魚座
- 活動星座:牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座
- 不動星座:牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座
- 柔軟星座:双子座、乙女座、射手座、魚座
5.サイン基礎2
- ルーラーシップ(昼の星座、夜の星座)
- ディグニティとディビリティ
- 太陽:獅子座
- 月:蟹座
- 水星:双子座 乙女座
- 金星:牡牛座 天秤座
- 火星:牡羊座 蠍座
- 木星:射手座 魚座
- 土星:山羊座 水瓶座
6.ハウス基礎1
- ハウスとは何か
- アングルの理解
- 1ハウス=ASCアセンダント(上昇点)
- 7ハウス=DESディセンダント(下降点)
- 4ハウス=IC(天底点)
- 10ハウス=MC(天頂点)
- アングルハウスに入った時の意味演習(入ってない場合含む)
7.ハウス基礎2
- 残りのハウスの意味
- ハウス・惑星演習(それぞれの惑星がハウスに入った時の解釈をエクササイズする)
- 1つのハウスに複数の天体がある場合
8.アスペクト基礎1
- アスペクトとは何か
- アスペクトの種類
- 惑星の運行速度による比重
- アスペクト解釈の演習
9.アスペクト基礎2
- アスペクトの優先順位をめぐって
- アスペクトは0度、180度、90度、120度、60度、150度の順
- 個人的な感受点へのアスペクト
- 内惑星と太陽の扱い
- 惑星の重さ(速度について)
- アスペクトのない天体
- コンバストとカジミ
- 複数のアスペクトが重なるときの解釈のコツ
10.惑星・サイン・ハウスの解釈の公式、及び目鼻立ち
- 惑星、サイン、ハウスを組み合わせてホロスコープを読む
11.ホロスコープの輪郭をつかむ(これまでのまとめと演習)
- アングル、太陽、月
- ステリウム
- シングルトン
- 重要アスペクト
- ノーアスペクト
12.演習
- 自分でホロスコープを読んでみよう
上記のとおり、非常に盛りだくさんの内容となっています。
鏡リュウジのまとめ
「驚くほど当たる」という声もある一方で、「曖昧な鑑定結果」「誰にでも当てはまる」等の辛口の評価が多いようでしたが、実は鏡リュウジさんは本格的な対面鑑定の経験は一度もないとのこと。
その理由として「占いは人へ大きな影響を与える怖いもの」という認識のもと「鑑定を行うことで相手を支配しようとしたり、自身が相手に依存するような共依存のような関係を築いてしまいかねない。」「占いをやったら『プチ教祖』になりかねない」といった懸念があるからのようです。
マネタイズに傾倒せず、占いというものの扱い方を真摯に考えているということですね。まさに鑑定士ではなく、占術研究家といった感じです。
ネット上での反応を見る限り、鏡リュウジさんは鑑定そのものよりも著作に人気がある印象も受けますし、冒頭で触れた通りそもそもご本人が自ら「占いは迷信にすぎない」と断言されています。
鏡リュウジさんの著作等は初心者でも分かり易く書かれており、「これから占いを学びたい」という方にはお勧めです。占いの起源や、どのような論理で占っているのかを、ひとつずつ紐解いていくことができます。
占星術を学びたい、勉強したいという人の入口としてはオススメですね。