遠隔ヒーリングとは？メリットや効果を一挙解説

ヒーリングという言葉をご存じでしょうか？

ヒーリングの意味は「癒し」という意味で、体と心の「健康」を回復し心身を癒すことです。ヒーラーと呼ばれるヒーリングを行う人が、その力をもって癒しを与える行為のことを指します。

何かしらの悩みを抱えて、心が病んだり体調不良の人がヒーリングを受けて心身ともに癒してもらうというのはよくあります。

一口にヒーリングといっても実は数種類も存在しますが、今回はその中で遠隔ヒーリングについてご紹介していきたいと思います。

遠隔ヒーリングとは

ヒーラーと対面で会って行われるヒーリングを「直接ヒーリング」と言いますが、文字通り「遠く離れた場所からエネルギーを送り相手が受け取る」のが遠隔ヒーリングです。

遠隔ヒーリングでは、距離や時間そして空間などの要素は影響しません。例えば、何百キロも距離が離れているのに受け取り手にヒーリング効果があったり、違う国に居てもヒーリングが行われるということもあるそうです。

また「過去や未来の自分」を癒すことも可能です。

どういうことかと言うと、何かしらの原因で「過去の記憶」が今の自分を縛り付けていて、臆病だったり自信がないということはよくあると思います。逆に、未来に対して前向きな自分を想像することもできますが、悪い未来を考えてしまい不安になることもあるでしょう。

そういった過去の記憶や未来の想像を癒す（ヒーリング）ことで、地に足を付けて人生を歩むこともできます。

このようなことから遠隔ヒーリングは、まさに「時空を超えたヒーリング」と言えるわけです。

遠隔ヒーリングの歴史

諸説ありますが、遠隔ヒーリングは太古の昔から行われていた癒しの方法と言われています。

古代において人類は常に宇宙と繋がっていましたが、当時は宇宙という概念は存在していなかったため、「偉大なる何か」という感覚で目に見えぬ壮大な力を感じていたのでしょう。

その力を、人々が体調不良や病に伏したときに神に仕える「神官」や様々な霊と交信できるシャーマン（霊能力者）が使い、ヒーリングを行っていたと言われてます。

このヒーリングを受け手の目の前だけでなく神聖な場所でも行っていたことから、国や地域ごとの呼び名は違えど、すでにその当時から遠隔ヒーリングが行われていたと考えられます。

遠隔ヒーリングの仕組み

一般的に聞きなれない遠隔ヒーリング。では、その仕組みはどうなっているのでしょうか。

ものすごく簡単に説明すると、スマートフォンを使いLINEなどで文字や画像などのデータを送ると瞬時に相手に届きますよね？遠隔ヒーリングも仕組みはこれに同じと考えられます。

目に見えない力（エネルギー）を送るわけですが、ではどのように送るのかというと私たちが存在する三次元（物理的世界）を通じてではなく、宇宙やスピリチュアルの次元の道を通じて相手（対象者）にエネルギーが送られます。

ヒーラーが対象者に意識を合わせることでこの道が開き、その道を通じてエネルギーを送られるわけですが、前述のとおり遠隔ヒーリングには距離も時間は関係ありませんので、エネルギーを瞬時に届けることが可能ということです。

ただし「宇宙に時間や距離の概念がない」というのは非科学的なものなので、仕組みとしては一種のテレパシーのようなものと思って良いかもしれません。

一方、最近では量子力学の分野において遠隔ヒーリングの科学的解明も進められています。

人間の体は、最も小さな単位まで分解すると「光子（光の粒）」という素粒子で構成されているのですが、これは空気にも同じことが言えます。

簡単に言えば人も空気も素粒子レベルでは同じである。つまり、人も空気も全てが繋がっているという概念になるのです。

この光子というのは見たり意識することで形を変えられることから、人の体は光子が変化して見せているホログラムである。そのため、相手が目の前に存在しなくても時空を超えて遠隔ヒーリングを行えるということです。

遠隔ヒーリングの種類

ここまでの説明で、遠隔ヒーリングはヒーラーがエネルギーを対象者に送り癒しを与えることがお分かりいただけたことと思います。

その遠隔ヒーリングにも様々な種類のヒーリングがありますので、ここで紹介していきたいと思います。

スピリチュアルヒーリング

スピリチュアルヒーリングとは、精神的・霊的なエネルギーを使ったヒーリングのことです。

何か良いことがあれば元気になり、嫌なことがあればドッと疲れるといった疲労を感じることがあるかと思います。これは自身の感情が霊的エネルギーを揺らすことで、その影響が身体に出ているということなのです。

霊的エネルギーというのは「人が持つ自然のエネルギー」です。この霊的エネルギーを使いメンタルの状態を正常に整えることで、普段の生活が過ごしやすくなるという効果が得られるわけです。

スピリットヒーリング

スピリットヒーリングとは、スピリチュアルヒーリングで用いられるエネルギーの一つで、霊界の霊（住人）のエネルギーを使ったヒーリング方法です。

人の体には本来自然治癒力というものが備わっています。ケガや病気になると体は自ら体を治そうと頑張ってくれますが、スピリットヒーリングはこの自然治癒力を高めたいときに使われます。

また、霊に憑りつかれて体調がおかしくなった人を除霊してあげるといった、特殊かつ特別な力を利用して行われます。

科学的な根拠はありませんが、通常のヒーリングでは改善しない場合などにスピリットヒーリングを用いて良い方向へ導くと言われています。

とはいえ、かなり特殊なヒーリング法のためそもそもスピリットヒーリングを行う人は多くいません。また、受ける側も注意が必要なため事前に知識を得ておくことをお勧めします。

サイキックヒーリング

ヒーラーの生体（霊体）がもつエネルギーを用いて対象者癒す方法を、サイキックヒーリングと言います。

人は物質的領域の「肉体」と霊的領域である「精神や霊体」で造られていて、この霊体エネルギーを使うことでサイキックヒーリングが可能となるのです。

このヒーリングでは受け取る側の対象者を元気にする力があり、肉体と霊体ともに癒すことができ、ヒーラーと対象者の相性が良いとさらに効果が高くなります。

しかしながら、エネルギーが入るのが肉体と霊体のみで「魂」の活性化にはつながらないことから、効果としては長く続かないと言われています。

ただし効果が長く続かないとはいえ、体の調子が良くなるなど癒し自体は成されることから、全く効かないということではありません。

マグネティックヒーリング

マグネティックヒーリングは、ヒーラーの肉体（生体）エネルギーを利用して行うヒーリングです。

このことからヒーラー自身の状態が良好である必要があり、ヒーラーの心身を浄化して良い生体エネルギーで満ちていなければなりません。

また、このエネルギーを対象者に与えることで肉体的に癒すことが可能ですが、物質的なエネルギーを与えるだけなので霊的な領域（霊体）は癒すことができません。

生体を癒すという意味で、マッサージや鍼もマグネティックヒーリングの一種と言えます。

レイキヒーリング

レイキヒーリングとは、一言で言うと自然や宇宙のエネルギーを取り入れた癒し方法のことです。

対面でレイキヒーリングを行う場合は、ヒーラーが手を対象者に当ててエネルギーを送りますが、遠隔ヒーリングのときは時空を超えた通路を通らせてレイキを送ります。

日常生活でストレスを感じて体内の「気」が乱れたりしたとき、ヒーラーが対象者に「霊気（レイキ）」を送り、気の乱れを正常に戻したり心のバランスを整える効果があります。

今では世界中に広がりを見せるレイキヒーリングですが、実はその発祥は日本です。

レイキとは日本語で書くと「霊気」で、日本からヨーロッパやアメリカに伝わった際にそのままレイキという呼び名になって広まったことから、海外でもそのまま「レイキヒーリング」と呼ばれるようになりました。

「レイキ＝霊気」を利用したヒーリングということから、対象者に癒しを与えることがメインのため、悲しい・辛いといった状態から解放されたい人にお勧めのヒーリングです。

遠隔ヒーリングのメリット・デメリット

遠隔ヒーリングのメリット

その名のごとく、遠隔ヒーリングは遠い場所からでも行えるヒーリングですが、ではそのメリットは何なのでしょう？詳しく解説してみたいと思います。

最大のメリットは、場所を時間や選ばずヒーラーがエネルギーを送れるということから「自宅に居ながらにして癒しの効果を享受できること」、これこそが最大のメリットです。

ヒーリングを受け取る側としてはリラックス状態でいることが何より大事。

自宅であれば誰に気兼ねなくゆったりできるはずですので、遠隔ヒーリングの効果が最大限得られるということです。

占いでも対面で直接占い師と会うと緊張するという方もいますが、そのような状態では折角のヒーリングも効果が発揮されませんので、自宅やくつろげる場所において遠隔ヒーリングを受けられることは一番の魅力と言えるでしょう。

遠隔ヒーリングのデメリット

そもそもですが、本来ヒーリング対象者（受け手側）が心身の治癒力を高めてもらえるうえ、癒しも与えてもらえるのですからデメリットというデメリットはありません。

強いて言えば、「遠隔ヒーリングに頼りすぎてしまう」ということがデメリットと言えるでしょう。

ヒーリングを受ければ問題が解決できるわけではありませんので、「別れた彼と復縁できる」「音信不通の空いて彼連絡がくる」といったことはありません。

あくまでも自力で問題解決できる方法を見つけてみてください。

大事なのは心構えです。

遠隔ヒーリングがオススメな人

これまで遠隔ヒーリングについて科学的な解明が進んでいることも含め説明してきましたが、本当に癒しの効果があるのか疑問に思う人はいると思います。

ですが、過去の辛い経験によるトラウマや大切な人を失ったときの悲しみなど、自分ではどうすることもできず心身ともに疲弊している場合は、肉体に加え霊的（スピリチュアル）な癒しにより良い方向に改善できることもあります。

ほんの一例ですが、以下のような方々には遠隔ヒーリングを受けられることをお勧めします。

遠隔ヒーリングの効果

では、遠隔ヒーリングを受けることで得られる効果にはどんなものがあるのか？ここでは、主な効果について解説していきたいと思います。

ただし効果の現れ方には個人差がありますので、この点は注意ください。

疲労やマイナス感情が和らぐ

遠隔ヒーリングを受けることで、疲労を軽減させる効果があると言われています。

肉体的な疲れが溜まると、物事をネガティブに考えるといった負の感情が生まれがちです。

また、普段はあまり落ち込むことがないことに対し考えすぎてしまったり、ショックを受けて立ち直れない時は、肉体的な疲れだけでなく精神的な面からも体調不良を引き起こしているかもしれません。そのような場合は早めにヒーリングを受けて解消したほうが良いでしょう。

遠隔ヒーリングを受けた後は、ゆるやかに体調を回復させつつマイナス感情も抑えられるようになり、気持ちも切り替えやすくなります。

前向きになれる

遠隔ヒーリングの後は、肉体的・精神的な癒しを得られることで心身ともに気持ちが安らぎます。そのためポジティブに考えれれるようになります。

気持ちが前向きになるということは物事に対してはもちろん、人に対しても良い視点で見られるようになりますので、他人から好意的に見てもらえるようになるでしょう。その結果、対人関係で問題があればその解消にも繋がります。

運気が上がる

遠隔ヒーリングのあとは、運気が上がるとも言われています。その理由は対象者のエネルギー状態が好転するからです。

よく「あの人の周りには人が集まる」という光景を見たり、耳にしたことはありませんか？これはその人の「気」が素晴らしく良い状態で、本人の潜在意識下にある感情に見合う出来事を、現実の世界で引き寄せているからです。

このような人は、仕事や恋愛において周りのサポートが得られるなど幸運が訪れやすくなります。

ヒーリングを受けた対象者も明るく前向きなうえ心穏やかであれば、同様に人が周りに集まるなどして運気が好転し、幸運を手に入れらるかもしれません。

遠隔ヒーリングは電話でもできる？

結論から言いますと、遠隔ヒーリングは電話でも受けることが可能です。そのために、まずはヒーラーを探してみましょう。

「ヒーラーというと専門的なイメージがあって、なかなか探せないのでは？」と思われるかもしれませんが、身近な存在だとプロの占い師がそれに当たります。

とはいえ、占い師にも得意な占術とそうでない占術がありますので、スピリチュアルや霊視などを得意とする占い師を選ぶと良いでしょう。

電話で遠隔ヒーリングを行うわけですから、占い師を探すのであれば「電話占いサイト」がベストです。さらに在籍する占い師の中から、前述のスピリチュアルに強い占い師を探してみてください。

その際、口コミもチェックしてください。過去に遠隔ヒーリングを受けた結果や感想を見ることができますので、口コミチェックはとても重要です。

ネットなどで調べてみると「ヒーリングは自分でもできる」と言った記事を見かけますが、素人が行うと邪気を呼び込むなどして、むしろ体調が悪化してしまう可能性もあります。

その点、電話占いの占い師の多くは厳正なテストに合格したプロなので信頼できます。

稀にヒーリングと称してモノを売りつけたりする占い師も存在しますが、そういった占い師は運営母体がちゃんとした電話占いサイトには在籍できませんし、もし気にある場合は、占い鑑定を受ける前に問い合わせてみてください。