複雑な状況や関係性において生じる恋愛模様を「複雑愛」と言います。
不倫をはじめとする複雑愛は一般的には周囲から理解されないケースが多いため、相談することもできず1人で抱え込み悩んでしまうことが少なくありません。
本来であれば『人が誰かを好きになり愛するのは素晴らしいこと』のはず。しかし事情によってはそれが許されない関係であり苦しい状況を生み出してしまうことがありますよね。
複雑愛は一般的にはいけない行為かもしれませんが、当メディアでは「複雑愛」を応援する立場から複雑愛のお悩みを解決し幸せに生きていくための情報をお伝えします。
複雑愛とは?

複雑愛とは辞書にはない言葉で明確な定義も存在しいませんが、複雑な事情が絡んだ恋愛の総称として広く認知されています。
では複雑愛にはどのようなものがあるのか?というのを以下にまとめています。
- 不倫(婚外恋愛)
- W不倫(ダブル不倫)
- 三角関係
- 年の差恋愛
- 兄弟愛
- 同性愛
- 略奪愛
- 別れた人がまだ好き
不倫(婚外恋愛)

不倫とは、相手が既婚者であるか自分が既婚者で配偶者以外と男女関係をむすぶこと。
そして、複雑愛のなかでも代表的なのがこの不倫ではないでしょうか。
不貞行為とされる不倫ですが、男性の約70%、女性の約30%が経験しているというデータもあるほどですから、意外にも不倫をしている男女は世の中に多く存在します。
このように今の時代ではさほど珍しくはない不倫ですが、当然のことながら社会通念上はNGとされており、道徳的な問題だけでなく夫婦間の義務違反にあたるため民事責任を負うリスクはあります。
婚姻関係にある夫婦の間には「貞操義務」というものがあり、不貞行為(不倫)はその貞操義務に違反する行為となるため、相手側の配偶者に訴えられるなどしてトラブルに発展する場合も。
つまりは、不倫された側(配偶者)が許すか許さないかが大きな焦点となり、許されない場合は離婚問題なったり、訴えられて慰謝料請求されるといった展開になるのが主です。
逆に不倫が発覚して必ずしもトラブルに発展するとは言えず、配偶者次第となります。
夫婦公認の不倫も存在する
一方で夫婦の形が多様化してきた昨今では、なんらかの事情により夫婦という婚姻関係は保ったまま、お互いに外で自由に恋愛することを公認しているケースもあります。
たとえば、もう愛情はないけど子供のために離婚はせずにいる夫婦などが外で自由に恋愛しているケースは『不倫』というのはちょっと違和感がありますよね。
こうした場合は不倫というよりは「婚外恋愛」という言いあらわすほうがしっくり来る印象。
このように不倫・婚外恋愛は配偶者が他での男女関係を許すか許さないかが重要であり、根本的には人が誰かを好きになるのは自由なはず。
しかし人から奪い人を傷つけるという結果になる場合もあるため、やはり一般的に理解されにくく場合によってはリスクが大きいということは留意しておく必要はあります。
不倫の悩みを解決するなら
不倫は悪いことなのか?という議論についてはケースバイケースとしか言えないのですが、不倫は誰かを傷つけたり不幸にしてしまうかもしれない行為であるため、やはり一般的には理解されにくいでしょう。
しかし、人の感情や気持ちや想いは倫理や道徳や義務で制限できるものではありません。
好きになった人にたまたま奥さん旦那さんがいただけで悪いことではないはず。
不倫の悩みを解決したければまずは相談してみましょう。


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W不倫

W不倫(ダブル不倫)とは既婚者同士で不倫関係にあること。
ダブル不倫は既婚者同士という立場からも互いに理解し分かりあえる共通点も多いため、節度のある良い関係性をきずいていく傾向があると言われています。
しかし、それはお互いに距離間を保った“割り切り”的な関係性であればの話で、将来は不倫相手と一緒になりたいと真剣に考える場合には離婚という大きなハードルを越える必要があるので、かなり困難で複雑になります。
ダブル不倫はお互いに既婚者なのでリスクは2倍あると考えられますが、そのリスクを背負ってでもしてしまうのはそれだけの理由があるからです。
W不倫をテーマにしたドラマや映画
W不倫をテーマとしたドラマや映画も数多く存在しており、日本では『失楽園』や『昼顔』や『あなたのことはそれほど』などがヒットして有名になりました。
『あなたのことは…』については主演の波瑠さんの夫役で出演していた東出昌大さんがプライベートでも不倫をしていたことが発覚し、センセーショナルに報道されていましたね。
- 昼顔
- あなたのことはそれほど
- 失楽園
これらのダブル不倫を描いた作品のヒットは、世間のw不倫を助長する結果となったのではないでしょうか。
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三角関係

三角関係も複雑愛の代表的な形と言えるでしょう。
会社の同僚や友人関係から生じる三角関係もあれば、既婚者が関わり不倫を伴う複雑な三角関係もあります。
なかでも多いのは友人と同じ人を好きになってしまうとか、2人から好意を寄せられるといった形でしょう。
三角関係を構成する大前提として、関係する3人がそもそも知り合いであるというポイントが挙げられます。
パートナーのいる人がどこかで浮気や不倫をしてるのは三角関係とはいいません。三角関係は知人・友人関係で構成されるからこそ複雑なのですよね。
そして、三角関係になると競争が生まれるので「友情を取るのか愛情を取るのか」といった難しい選択も生じきます。
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年の差恋愛

年の差恋愛・カップルは世の中に多く存在しており、その代表格といえば元ドリフータズでタレントの加藤茶さんではないでしょうか。
加藤茶さんは実に45歳の年の差夫婦。当時は世間を騒がせておりましたが、有名人がこのような年の差恋愛のすえ結婚したことで一般的にも受け入れられるようになってきたのではないでしょうか。
とはいえ相手が親の年齢と近かったりすると周囲の反対を受けたり、若い人があまりにも年上の人と結婚したりすると「財産目的」といったよからぬ見られ方をすることもあります。
そして年の差恋愛といえば未成年との禁断の恋愛というものもあります。
大人(成人)が18歳未満と恋愛することは禁止と思ってる人が少なくありませんが、恋愛対象の年齢のを制限するような法律はありません。
ここに性行為が加わってくると少々複雑なことにはなるのですが、実は互いに純粋な恋愛感情があるなら成人が18歳未満と性交渉をしても罪には問われません。
※未成年との恋愛を推奨しているわけではありません。
とはいえ倫理的にも少年少女と体の関係を結ぶことについては問題視されますし、対象が幼児や小児となれば純愛もへったくれもなく社会通念上ではアウトと考える方が良いでしょう。
- 青少年保護育成条例
- 児童買春禁止法
- 児童福祉法
いくら純愛であったとしても、未成年と関係を持った場合はこれらの違反に抵触する可能性はあるので注意が必要です。
それでは、年の差恋愛とはどのようなパターンがあるのが見ていきましょう。
先生と生徒
教師と生徒は日頃からよく顔を合わせる者同士で、勉強を教わったり相談に乗ってくれたりする関係性でもあるため恋愛関係に発展することは珍しくありません。
生徒が在学中に交際しているケースもあれば、将来的に結婚するといったケースも少なくありません。
友達の親
20歳、30歳の年の差があっても恋愛対象になるのですから、友達のパパを好きになる、友達のママを好きになるということがあってもなんら不思議ではありません。
子供の友達という立場であれば親切にしてもらえることも多いでしょうし、成熟した年上の異性が魅力的に見えることが不思議ではありません。
ただし友達の親がバツイチなどで独り身でない限り、不倫関係になってしまうので非常に複雑となります。


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兄妹恋愛(兄弟愛)

兄妹同士での恋愛は漫画や映画などでも目にすることがありますが、一般的には周囲に理解されづらい複雑な恋愛の形です。
世間一般で言われる通常の兄弟愛(兄弟を大切にする)といったところから、異性として意識しはじめるとのは特段おかしな話ではないこと。
ブラコンやシスコンといった言葉もあり、その延長で恋愛感情が湧きでてきて肉体関係も結んでしまうという兄妹は少なくありません。
兄妹は法的に結婚することができないといった制約はありますが、戸籍上の夫婦になれなくても、事実婚として一緒に人生を歩んでいくことはできますから恋愛するのも子供を産むこともできます。
ただ、血族間での出産は先天的な異常を持った奇形児が生まれるといったリスクが研究データでも証明されているため、出産という点については熟考する必要がでてきます。

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同性愛(LGBT)

ここ数年でLGBTという言葉が広く認知されるようにもなり、時代の流れと共に同性愛も一般的になりつつある印象を受けます。
LGBTとは以下に挙げる性的思考を持つ性的マイノリティを表す総称になります。
- レズビアン(女性同士)
- ゲイ(男性同士)
- バイセクシャル(同性・異性)
- トランスジェンダー(見た目と内面が逆)
トランスジェンダーについてわかりやすく言えばタレントの「マツコデラックス」さんがそうで、体は男性として生まれているけど心は女性といった感じです。
思い返してみると同じ学年やクラスに1人くらいLGBTの人がいたのではないでしょうか?
時代の流れにより世間もLGBTに寛容になりつつありますが、やはり社会的にはマイナスになってしまうケースはまだまだあるため、オープンにできず隠して生活している人も少なくありません。
日本での同性婚は認められていませんが、海外で籍を入れる同性愛者なども少なくありません。


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略奪愛

略奪愛は読んで字のごとく、誰かからパートナーを奪いとる恋愛関係のこと。
略奪愛でわかりやすいのは「彼女・奥さんと別れてわたしと一緒になって!」という感じで別れさせて奪ってしまうケースです。
略奪愛は夫婦や恋人といった関係を引き裂いて奪いとるという過激な行動が伴うので、批判的な目で見られたり非難されることが多いです。
また、恋人関係を引き裂いても法的な責任を問われることはありませんが、既婚者を奪い取るような形になると法的責任が生じてくるので危険です。
既に相手がいる人をたまたま好きになってしまい、その結果として略奪になってしまうという話ならまだ理解を示せる範疇ですが、「人から奪う」といった行為そのものが快感で略奪してしまう人もいます。
『友達が彼氏と幸せそうだから、それを壊したくて略奪してしまう…』とか、『人もものが欲しくなってしまう…』といった理由で略奪に及ぶ困った人も世の中にはいるのですが、そこに愛はないので略奪愛とはまた別の話になりますね。
略奪の手段も十人十色なので、お悩みでしたらご相談ください。


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